近年、ファイナンシャルプランナーという資格が注目を集めています。
ファイナンシャルプランナー(略称:FP)とは、
暮らしとお金のプロフェッショナルです。
FPは、それぞれの家族の状況、収入と支出、資産と負債、
保険の状況など、相談者の家庭に関するデータを集め、現状を分析します。
その上で、家庭ごとのライフスタイルや価値観、経済環境を踏まえて、
相談者のライフプランを組み、ライフプラン上の目標を達成したり、
問題点や不安を取り除いたりするためにアドバイスを行う職業です。
一時的なアドバイスだけでなく、
家庭環境・家族の状況の変化によるライフプランの変更、
資産設計やその実行も長期的に支援していく役割を担うこともあります。
また、必要に応じて、弁護士、司法書士、税理士、公認会計士、
社会保険労務士、保険・不動産の専門家、銀行・証券会社など、
各分野の専門家のネットワークを活かしつつ、
相談者の夢や目標にもとづくライフプランを前提にして、
その実現のために様々な分野における総合的なアプローチをしていくのが特徴です。
生活のこと、お金のことについては、家庭内での話し合いが必要です。
けれども、家族の間で意見が違っているときや、判断に迷うとき、
生活に密着することがらを親族や友人に相談するのは難しいこともあります。
ファイナンシャルプランナーは、専門知識を持った中立的な第三者として、
相談者に家計・お金に関するアドバイスを行うことができます。
経済状況の混迷や、金融商品の複雑化に伴い、
暮らしとお金に関する悩みは増えていくとともに、
ファイナンシャルプランナーの活躍の場は広がっています。
あなたもファイナンシャルプランナーを目指してみませんか?