次に、FP技能士の受験資格等についてご案内します。
●FP技能士資格3級
試験は基本的に年3回実施されています。
詳しい日程、及び出願方法については、
日本FP協会や金融財政事情研究会のサイトを参考にしてください。
受験資格は「FP業務に従事している者、または従事しようとしている者」となっており、
特別な資格が必要ないため、どなたでも受験することが出来ます。
また、試験は学科試験と実技試験に分かれますが、
マークシート形式になるため気軽な受験が可能です。
試験申し込みについては、書店等での申込書配布もありますが、
インターネットでの受験申請も可能です。
●FP技能士資格2級
試験は3級同様、基本的に年3回実施されています。
詳しい日程、及び出願方法については、
日本FP協会や金融財政事情研究会のサイトを参考にしてください。
受験資格は、「日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者」
「3級の技能検定に合格した者」「2年以上の実務経験を有する者※」となっており、
試験問題は筆記試験(記述式)となります。FP試験の中では中級と言えるでしょう。
※「実務経験を有する者」=資産の設計・運用・管理及びこれらに係わる相談業務、
コンサルティング業務等ファイナンシャル・プランニング業務に携わった経験がある者
●FP技能士資格1級
試験は基本的に年2回実施されています。
学科試験と実技試験がありますが、
学科試験に合格しないと実技試験を受験することは出来ません。
学科試験については、金融財政事情研究会(http://www.kinzai.or.jp/)でのみ
実施されているので注意しましょう。
(1級試験は、学科試験と実技試験を同日に受験することは出来ません)
学科試験の受験資格は「2級技能権低合格者でFP業務に関し
1年以上の実務経験を有する者」
「FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者」等になっています。
また、学科試験は試験免除制度があり、「FP養成コース」修了者で
FP業務に関し1年以上の実務経験を有するもの」
「日本FP協会のCFP認定者」等に適用されます。
実技試験の受験資格は「日本FP協会のCFP認定者」
「金融財政事情研究会実施の1級FP技能検定 学科試験の一部合格者」
「1級FP技能検定合格者」等になっています。
詳しい日程、及び出願方法については、
金融財政事情研究会と日本FP協会のサイトを参考にしてください。