それでは、FPとなるためのFP技能士資格の試験内容を説明します。
FP技能検定は、金融財政事情研究会と日本FP協会の両機関で実施しています。
2級及び3級の学科試験は、両機関の問題が統一されています。
実技試験は、それぞれの期間によって問題が異なるので、
どちらで受験するかを決める必要があります。
●FP技能士資格3級
試験科目及び範囲は以下の通りです。
○学科試験
・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継
○実技試験(日本FP協会の場合)
・関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
・ファイナンシャル・プランニングのプロセス
・顧客のファイナンス状況の分析と評価
学科試験と実技試験が実施されます。
この二つは、同日に実施されるため、両方を受験することが可能です。
また、学科試験のみ、もしくは実技試験のみ合格した場合、一部合格証を発行されます。
一部合格者には試験免除制度があり、それぞれの合格済みの試験が免除されます。
ただし、試験免除には期限がありますので注意が必要です。
学科試験と実技試験の双方に合格すると合格証書が発行されます。