無事試験に合格し、FP資格取得した後のことについてお話しします。
前述しましたとおり、FP技能士資格1-3級については、
資格の期限や更新はありません。
ただし、AFP資格、CFP資格については、
2年ごとの資格更新が必要です。
更新のためには単位の取得等、手続き及び継続した学習が必要になります。
また、更新が必要がない場合でも、さらに高ランクの資格に挑戦するためには
継続して勉強していかなければなりませんね。
今のところこれ以上の資格を取ることを考えていない場合も、
FP資格を仕事や生活に活かしていくためには、常に新しい知識が必要になります。
金融商品、あるいは法律、景気の動向などは逐次変化するものです。
この法則に乗っ取れば完璧、というプランニングはありません。
時代状況、そしてなにより変化していく顧客の状況に合わせた、
最適な回答を探し導くことが、最良のファイナンシャル・プランニングになります。
完璧な法則を求めるのではなく、
常に新しい知識を吸収しつつ、変化していく時代に合わることができる
ファイナンシャルプランナーであることが大事になると思われます。
資格そのものは、一度取得したら維持していくことが可能です。
それでも、新しい知識は必要になります。
ファイナンシャルプランナーが取り扱う分野は幅広いため、
全分野の新しい知識を身につけることは難しいかもしれません。
自分の得意分野を把握し、
その分野の最新動向を追っていくという方法を取ることも出来るでしょう。
常に新しい知識が必要なFPという仕事は、
大変だけれどもやりがいのあるものになるかもしれませんね。