続いて、AFP資格について詳しく説明します。
AFP（アフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー）とは
日本FP協会が認定する民間資格です。
●AFP資格
3級FP技能検定に合格した場合、
(1)AFP認定研修の受講・修了
(2)2級FP技能検定に合格
上記により、AFP認定者になることができます。
(1)AFP認定研修の修了
日本FP協会の認定教育機関がFP学習ガイドに従って開催しており、
履修が必要です。
研修の修了は、68単位以上を履修した上で、
提案書を提出。
ここで一定水準以上の得点を得る必要があります。
必修8課目は以下の通りです。この中で、68単位以上の取得が必要です。
1-FP基礎
2-金融資産運用設計
3-不動産運用設計
4-ライフプランニング・リタイアメントプランニング
5-リスクと保険
6-タックスプランニング
7-相続・事業承継設計
8-提案書の作成
認定研修の受講では講座に通学する、通信教育で受講する、
など自分に合った方法を選ぶことが出来ます。
研修期間は通学で3ヶ月程度、通信教育等は3?6ヶ月程度が目安とされています。
(2)2級FP技能検定の合格
2級FP技能検定の合格（もしくは1級の合格でも構いません）が必要になります。
AFP資格者になるためには(1)、(2)の条件を満たした後、
所定期限内に日本FP協会に登録の申請をしましょう。
AFP資格認定会員登録（入会）が必要になり、入会金と年会費がかかります。
認定後は、2年ごとに資格更新が必要となり、
継続教育にて15単位以上を取得する必要があります。
結果的に、AFP資格は認定講座を受講しない限り受験資格が無いため、
独学で勉強するだけでは取得できない資格になります。